土地について

 

 

土地選びの第一歩

一戸建てを考えるに当たって、土地というのは非常に大きなウェイトを占めます。
ですからパッと飛び付くような決め方だけは避けましょう。何故ならパッと見ただけでは判らない事が多くあるからです。
土地を探す際にまず考えるのは、通勤手段や職場までの距離ではないでしょうか。子供がいるのであれば学区も気になるでしょうし、日常生活を考えれば徒歩圏内にコンビニかスーパーも欲しいですよね。そして勿論予算との兼ね合いも重要です。上下水道などのインフラ面も価格に含まれるのか確認が必要です。土地選びの第一歩は、まずは土地情報からすぐにわかるこういった部分から選択肢を絞り込んでみましょう。条件をある程度厳しくすると、おそらく全てを満たす物件は一桁ではないでしょうか?

ステップ2

条件を満たす物件を洗い出したら、実際に現地に脚を運んでみましょう。紙面やWEB上では見えない物に気づくと思います。例えば裏に法面があり補強が必要であれば100万200万の追加費用が必要になる事もありますし、最寄駅やバス停までが異常な坂道だったり、風の吹き溜まりでゴミが集まってしまうとか、隣家がギリギリに建っていて陽当たりや眺望に問題があるとか、いろんな部分が見えてくると思います。特に昨今は、自然災害の脅威にも目を向けておく必要があります。近くに山や崖があれば土砂崩れや鉄砲水の危険性もありますし、川の側であれば河川の氾濫や堤防の決壊なども考えられます。また古い住宅密集地では大型の消防車が入れない様な道路状況のところもあります。今は国や自治体がハザードマップや断層マップなど自然災害のエリア別危険度をかなり細かく公表していますので、こういった情報には必ずアクセスしておいてください。この時点で残っているのはせいぜい2〜3件ではないでしょうか。因みに我が家の場合は最初0件でした(苦笑)。なのでひたすらこれらを繰り返し2年程で今の土地に巡り会えました。

 

 

 

ステップ3

ここで残っているのは土地自体の条件としてはほぼ満足できる物件のみのはずです。ここから最後のステップです。もしその土地を休日に見に行ったのであれば、平日にも行って見ましょう。雨の後だと尚良いです。水捌けが確認できますので。そして近隣のお宅を訪ねて周辺の環境や自治会費、ゴミ出しのルールなど実際にそこに住んだら関係してくる事について尋ねてみるのが大切です。もし新しい家が近くにあれば、その土地に転入してきた人である可能性が高いのでより良い情報を得られます。私が唯一土地選びで失敗したのはインターネットでした。NTTもソフトバンクもKDDIも軒並み我が家の周辺にはデッドスポット的にケーブルが敷設されておらず驚きました。結局地場のマイナーなケーブルテレビ会社と契約して光ネット環境は確保しましたが、やはり割高ですし安定性もイマイチかなぁと感じています。

土地を決める

ここまでのステップを踏んで残った土地であれば、後悔する可能性は極めて低いはずです。あとは不動産屋と契約をするだけですが、その際には地盤調査やインフラ整備費用などについて交渉してみるのも有りです。土地自体には消費税は掛かりませんが、その他付随工事など諸々が発生し予想外なんて事もありますから。別で依頼するよりも、その不動産屋を通す事で格安で請け負ってくれるケースが有ります。さぁ土地が決まればあとは建物ですね。

 

 

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