ここで見落としがちなのはエアコン掃除を外注する際の費用です。
実は「フィルター掃除機能」が付くと、掃除を外注した場合1.5倍程度の出費になります。つまりエアコン購入時にはこれを加味して購入する必要があります(※内部クリーンとフィルター掃除は別物です)。
つまり外注費用が掃除機能無しが10,000円で掃除機能付きが15,000円とすると、毎年1回エアコン掃除をし10年使った場合1台当たり50,000円の差が発生します。これがLDK以外にも各部屋分もとなれば15万、20万という差になります。買い換えの時期までにこの差はとても大きいですね。
なので毎年業者に掃除して貰うのであれば、フィルター掃除機能無しで省エネ性能に注目した方がメリットは大きくなります。「毎年は無理だけど3年毎位に奥まで掃除して貰いたい」という場合に初めて通常のお掃除機能付きにメリットが出てくるでしょう。
一番の組み合わせはLDKのエアコンを”全くお掃除要らず”にして、それ以外を初期費用の安い”使用後自動送風機能付き”を選ぶ事だと思います。中途半端な機種ほど意外とランニングコストが掛かります。