不動産屋の手続き

土地購入は自己資金?ローン?

土地の購入については自己資金で賄えるのが理想です。何故なら土地購入後にゆっくり、施工会社選びやプランの磨き上げが可能になるからです。一生に一度の買物ですから、バタバタ決めてしまうと後から不満も出易いのではないでしょうか?

ローンを組むことも勿論可能ですが、多くの場合土地と建てる家屋を担保にする必要が出てきます。しかもその場合、1年以内に着工する事とか金融機関から何らかの条件が出されるケースがほとんどかと思います。施工会社が確定していて、プランも有り数ヶ月後には着工できるのであれば住宅ローンを組んで、土地代を自己資金+つなぎ融資で賄うことになります。(※つなぎ融資については各金融機関、各店舗によって条件も変わってきますので確認を)。

もし着工は2年後・3年後などと予定しているのであれば、まずは施工会社を決めることを先行して、土地探しも協力して貰いましょう。

 

購入する土地が決まったら

気に入った土地に出会えたら、まずは不動産屋に購入の意思表明です。ここで価格交渉や条件交渉(更地渡しや測量渡し等)をして、納得できれば申し込みます。土地には消費税は掛かりません、念の為・・・。

その条件で売り手のOKが出れば、後日売主・買主揃って重要事項説明を受け売買契約書に署名・捺印します。この時、手付金(土地代の10%程度)と仲介手数料半額が必要となります(※ローンを組む場合は、売買契約締結後ただちに金融機関に連絡し融資申し込みを!)。残金の支払いが済めば土地の引き渡し(所有権移転登記)となります(ローンの場合は結んだ契約の融資を実行して貰うと共に抵当権設定登記をして貰います)。

法務局などへの届出は普通、不動産屋側の司法書士が動く事になります。これで晴れて家を建てる為の土地を確保した事になります。

 


 

売買契約時には何が必要?

印鑑(認印でも可) ②売買契約書に貼る印紙 ③手付金 ④仲介手数料(半額) ⑤免許証等の身分証明書

 

 

残金決済時(土地引渡時)には何が必要?

印鑑(実印&認印) ②仲介手数料(半額) ③免許証等の身分証明書 ④住民票 ⑤(ローンの場合)印鑑証明 ⑧残金(通帳と届出印)

補足

※不動産会社が用意する売買契約書の一般的なサンプルはコチラ

(解説が丁寧な不動産流通経営協会様のページをリンクしております。)

※現在、軽減税率適用で印紙税は以下の通りです。

  • 500万-1000万以下・・・5千円
  • 1000万-5000万以下・・・1万円
  • 5000万円-1億円以下・・・3万円

ただし税制は変わる事もあるので注意を。最新情報は国税庁HPで。

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