建築概念「近代建築の5原則」であるピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面 (ファサード)を完璧に実現したサヴォア邸。

1931年パリ郊外にコルビュジェが建てた住宅です。

特徴的な柱の間には車が入れる幅が有り、濡れずに車から乗り降りが出来るピロティとなっています。

内部構造も屋上までスロープが有り、連続性を求めた副産物としてバリアフリー住宅となっています。

サヴォア邸公式サイトより:http://www.villa-savoye.fr

車寄せから中央のガラスの円筒内に入ると、螺旋階段と右手にスロープが確認できます。

近代建築の巨匠と呼ばれる人に共通するのは、連続性や自然との調和、無駄の排除による洗練された機能美といったところでしょうか。

2Fのリビングとダイニングは一体化しており、暖炉によって曖昧な境界を示している。

リビングからテラスへはスライド式の大型ガラス窓で仕切られており、採光は秀逸。リビングの腰高窓とテラスの窓は高さが揃えてあり連続性を強く感じさせます。

テラスから屋上へは、外部スロープで上がることが可能です。

どうやって行くの?

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距離的にはルーブルから27km程度、車で40分。電車の場合、最寄り駅から1.6km程あります。

 

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