簡単にあらすじを・・・巨大IT企業のプログラマの主人公が、山中の研究施設に呼ばれAI開発をする社長の元で実証実験をする。しかしこの社長はなかなかの曲者、まぁ天才とはそういうモノでしょう。主人公はAIに恋をし、創造物であるAIは創造主である社長を殺害する。不完全な人間が完全体を作る事で起こる悲劇を、当然の帰結として描いているのかな?欧米ではカルト的なヒットをしたそうです。

私は以前、休日に妻とオンデマンドで観たのですが、その研究所がかなり素敵な建造物だったのでストーリーよりもそちらが気になってしまいました。

実はその舞台はセットではなく実在するノルウェーのホテルです!泊まってみたい! ジュヴェット・ランドスケープ・ホテル

映画の中ではポロックやクリムトの絵画が飾られ、モダンな家具に大きなガラス窓。木材の外観に内部は無機質な構造。そこに巨大な岩の壁があったり、有機的でありながら近未来的。この映画の世界観を具現化した様なシチュエーションです。

このインテリアをそのまま一般的な家に持ち込むのは難しいですが、これから家を建てるという人には、組み合わせやバランス、素材感など参考になる点は多いのではないでしょうか?

設計はイェンセン&スコドゥビン。無駄のないミニマルデザインで近未来感を醸しつつ、ナチュラルな素材とエッジィなインテリアの組み合わせは流石です。

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