アイキャッチ画像:https://ennishouse.comより

ついつい後回しにしていましたが、ブレードランナーのお話。

私、建築好きの映画好きですがその中でもブレードランナーはかなり好きな作品です。

映画史の中で転換点となる様なカルトムービーというのがいくつか有ります。「2001年宇宙の旅」とか「マトリックス」とか。この「ブレードランナー」も全く新しい未来像や世界観を啓示した、素晴らしい作品だと思います。この映画に登場するレプリカントが、後の「ターミネーター」や「エイリアン」などに大きな影響を与えているのは明らかです。リアルな人型AIの先駆けと言って良いでしょう。

「ところで建築と何の関係が???」と思われる方、いらっしゃるのではないでしょうか。

実はこの映画の主人公デッカード(ハリソン・フォード)の自宅として登場するのが、巨匠フランク・ロイド・ライトが1924年に設計したエニス邸なのです。英語ですがエニス邸の紹介動画を見つけたので・・・。

ライト建築でよく目にする幾何学模様のコンクリートブロック ですが、この建物に関しては南米マヤなどから強いインスピレーションを得ているのでしょう。

近未来を描く映画には、ライト作品を舞台に選ぶ監督が多いです。不思議ですよね、このエニス邸なんて100年近く前の設計なのに、現在でも近未来感を感じてしまいます。

映画やMVなど数々の作品に使われているので、あなたも探してみては?

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