その鍵を解くにはまず「この畳数ってどうやって出してるの?」と言う素朴な疑問から入るのが良さそうです。
この基準となる数値は熱損失量から計算できます。計算式は (熱損失量w)=(Q値)x(面積㎡)x(室温ー外気温)。言い換えると「外気温を設定室温まで上げる(下げる)のに必要な出力量」と言う事です。実際には居住エリアやC値(隙間係数)、天井高も関係します。
これを1000で割ってkw表示にすると、本当に必要な定格出力が弾き出せます。カタログなどに記載がある「定格冷房出力5.6kw」などですね。
さてこの計算式、実際に計算してみると驚愕の事実が見えてきます。